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2021-04

テンカラの手作り竿 - 2009.11.18 Wed

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テンカラの竿は現在3本持っているがいずれも手作りの竿である。
最初は市販の竿を使っていた。
自作の竿を使うようになって市販の竿は予備として持ち歩いていた。
そして持ち歩いているうちに川でなくしてしまった。
それから20年、自作の竿しか使ったことがない。

テンカラ釣りは川幅や周囲の状況によって長さの違うラインを使い分ける。
同じ川でも渓相の変化で付け替えなければならないことがある。
これがオイラにはがまんできなかった。面倒くさかったんである。
もっと楽してテンンカラができないものか。
当時、もう20年くらい前になるが、いろいろ考え、竿を手作りした。
現場で楽をするためだったら家での苦労は惜しまないんである(^_^;)

ベースとなった竿は、当時NICSからNIEsと呼ばれていた国のひとつの韓国製の渓流竿だ。
渓流竿といえば先調子で硬調なのが主流である。
その中に混じって軟調でベナベナのカーボン渓流竿があった。しかも特売で。¥3,000以下である。
10本継ぎで、長さはたしか4.5mくらいだったかな?そんな竿を釣具屋を回って4~5本ほど買った。
見かけは同じような竿で軟調としか書かれてなかったが、それぞれしなりが違っていて面白かった。
一番極端だったのは手元からしなって穂先が手元までついてしまう極々軟調なる竿まであった。

中通しでラインの長さが変えられるテンカラ竿である。
テンカラ竿01
全長3.2m~3.5m。 重量85gくらい。6と7本継ぎ。

穂先の部分を取っ払い、穂持を穂先として使用することにした。
元がベナベナの竿なので穂持でも穂先のように十分しなる。

サンドペーパーで先端を角あたりがないように滑らかにし絹糸で玉状に補強をする。
テンカラ竿05
そこに瞬間接着剤を染み込ませ固めるんである。

元竿の部分は2本ないし3本分を元竿に納めたままで固定しなければならない。
そしてこの部分はコルクを巻いたグリップ部分になるので、長さを決めたらカットする。
がたつきがないように糸を巻いて調整する。
テンカラ竿04
接着剤の代わりにカシュー塗料を塗って固定した。
決して瞬間接着剤を使ってはいけない。差し込み途中や微調整が終わる前に固まってしまう。

尻栓に穴を開ける。竿を立てたりした時に糸がすれない位置に穴を開ける。
テンカラ竿03
持ち手部分にコルクをまく。ホムセンや今なら100均で売っているコルクテープである。
このコルクはカサカサなので巻いた後にシリコン(バスコーク)を擦り込んでおく。
ちなみに中央の竿の黒っぽいグリップは、黒色のバスコークを使っている。
刷り込んだ後表面だけは布でふき取っておく。
シリコンが固まったら表面に薄く残ったシリコンは感触がよくないのでサンドペーパーで落とす。
これでしっとりしたコルクのグリップが出来上がる。

最後はライン巻きである。
テンカラ竿02
ステンレスの針金は鉄床の上で金槌で叩いて鍛えておく。それを曲げてフックを作る。
フックを竿に固定する前に毛鉤が引っ掛けておけるようなパーツを作り竿に通しておく。

後はラインを通して巻くだけである。

ラインはレベルラインだがフロロカーボンの5号をメインに5~8m、3号を2m、1.5号を1m接いだ。
どうせ巻いてしまうのだから何mでもかまわない。
それ以上になるとテンカラ用フライラインが出てくる。あわせて15m以上のラインだ。
ラインをつなぐ時、結び目は作らない。
それぞれの先端をライターであぶり玉状にし、5mmほど重ね合わせてその間を絹糸で巻く。
そこに瞬間接着剤を染み込ませる。絹糸と瞬間接着剤は最強の組み合わせだと思う。
テンカラ竿06
久しぶりに見たがにフライラインの中に5号糸を通して連結している。
われながら凝った事をしていたもんだ。

上の写真が手元に引っ張った時で、下の写真が下へ引いた時のしなり具合。
テンカラ竿のしなり01


川に降り立って30秒もあればもう竿を振リ始めることができる。
巻き癖も5~6回振り込めば元に戻る。
短くしたければラインを巻き取ればいいし、長くしたければラインをほどき、竿を振れば
するすると伸びてくれる。ちょうちん釣りから10mオーバーまで自由である。
飛ばせればの話だけど($・・)/~~~~~~~~~~~~ >゜)))彡

3本ともタイプが微妙に違っていてしなりや長さも違う。
中間のタイプをメインに使っているが、完成してから20年くらいたっているんだが
一度もラインの交換も手入れもしていない。
さすがに色あせしてきたがまだまだこのままいけそうだ。



追記:ラインの巻き取りについてメールにて質問があったのでココにも記しておきます。

竿をたたむ時、竿尻からラインが出てくるわけだが、つっかえたなっと感じたら竿尻のところでラインを
引っ張ってやる。意識さえしていればすぐに慣れると思います。
竿を垂直に立てて縮める様にするとほとんどつっかえることはなくなると思います。


納竿時、穂先のラインはそのままで普通に竿をたたみますが、その時竿尻から出てきたラインは足元に落としておきます。
竿を縮め終わったら今度は穂先からラインを引っ張り竿尻から出たラインのすべてを穂先側から引っ張り出します。
そして穂先側からライン巻きに巻きます。最後に毛鉤を引っ掛けて終了です。
竿の写真にサンダルの底のようなものをつけてますが毛鉤を引っ掛けるために付けてあります。

逆に釣り始めるときは巻いたラインを足元に落とし、穂先が出てきたら竿を伸ばして釣り始めるということになります。
この時ラインの長さは前回納竿時のラインの長さになるということです。

釣り始めのほうが早いですが、納竿時でも1分もあれば完了するかとおもいます。
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